Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

保育園選びの5つのステップ

そろそろ秋。地域によっては来年度の保育園応募が始まる時期ですね。

 長女は、引越しなどの事情で、7年間で、なんと4つの保育園と2つの幼稚園を経験しました。

経験を振り返ると、保育園選びの成功には5つのステップが必要です。

 

1. 譲れないポイントを決める

保育園の方針は様々。野生児に育てるか、お勉強重視か。絶対に認可か、認可外でもいいのか。コストはどの程度まで許容できるのか。選択肢が色々とある中で、絶対に譲れないポイントを考えておかないと後でぶれます。ステップがだいぶ進んだ後で「あの園もやっぱり・・・」なんて考え出すと二度手間です。

私の譲れないポイントは「19時以降の保育があること」。仕事で緊急事態が発生したとき、「私は絶対残れません」と言い切って帰るのも自分の性格上ストレスになるし、その時点からベビーシッターを探して焦るのは子供にも負担をかけるので嫌でした。だから19時以降のお迎えでも対応いただけるところを最初から探しました。

 

2. 情報収集

これは徹底的に。

まずは最寄の市役所に情報をもらいます。認可外の保育園についても情報をいただけることも。最近では市役所HPもかなり情報が充実していますが、情報更新を教えてくれるような親切さはないので、頻繁にアクセスすることが大事です(新設園の情報が急にアップされていることも!)。役所は「公平性」にこだわるので、「この保育園はどうですか?どこの園がいいですか?」というような曖昧な質問にはなかなか答えていただけません。でも「19時以降も受け入れてもらる保育園はどこですか?」と具体的な質問をすると「ここは19時までと書いてあるけど園長先生が預かってくれることもあるみたいです。」といった情報をいただけることも!

目星がついたら、実際に見学。電話で予約するときに、譲れない条件について確認すると手間が省けます。行って、見たときの直感はかなり大事です。私は、電話の応対が悪かったりトイレが汚れていた保育園はリストからはずしました。ちなみに通った中でも親子ともども一番気に入っていた保育園(よく遊ぶ野生児を育てる教育方針)を見学した友達は「あの保育園は床に落ちた食べ物を拾って食べていた子がいた。ありえない。」といっていました。ポイントは人それぞれです。

市役所や保育園に行くのが難しい場合はネットを活用。市役所HP、各保育園のHPに加え、ウィメンズパークの地域の保育園探しのコーナーは非常に参考になりました。

 

3. 園の決定

産休・育休復帰のタイミングと譲れないポイント、園の雰囲気、空き状況を兼ね合わせて希望する園を決定します。特に認可園を希望する場合は、入れなかった場合のバックアップも考えておくべしです。

うちは、認可外の園や社内に新設される園をバックアップで予約しました(もちろん認可園の事情も話した上で)。希望の園にすぐに入れなかったときもありましたが、ある程度納得できる園に入れられたのは子供にとっても親にとってもありがたかったです。

 

4.できうる限りの準備

市役所への問い合わせは何度でもして、不備のない書類を作成します。入所基準を確認して、加算になりそうな事情は記入漏れがないように!

特に引越し等で市外・県外に申請するときは要注意です。今住んでいる地域の役所を通して、別書式での申請が必要な場合もあるので早めの準備が必要です。

 

5. 通えば都。少しのことには目をつぶる。

通いだしてみると「あれ?」ということもあります。が、「思ったよりいいところ」だってたくさんあるので、譲れない条件に抵触しなければ、なるべくいいところを見てすごすようにしています。

自分が見れない時間帯に自分以上にたくさんのことを教えてくれる保育園&先生方には、感謝感謝です。

 

そして最後に番外編。

次女の育休明け、長女と次女がどちらも第3希望の園まで不承認という事態が発覚。一瞬気が遠くなりました。しかし事前の調査で少なくとも長女は入れると希望園から聞いていたため、市役所に確認したところ、役所側の書類確認ミスがわかり、まだ空きのあった園に滑り込むことができました。

納得のいかないところはきちんと確認する図太さも大事です!