Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

子どもの経験値と親の余裕

「やばっ!牛乳がない!」

昨日出張先で気がついて、初めて行くスーパーに飛び込みました。
出張先から持ち帰る重さと、帰宅してから子どもたちを連れて買い物に行く大変さ&時間を瞬時に天秤にかけ、二本買って帰ることにしました。
 
レジに行くと、ちょうど長女と同じく6〜7歳くらいの女の子が何かレジで相談しています。
耳を澄ますと、
「オーガニック納豆を一つください!」
 
、、、おーがにっく指定ですか。こんなに小さいのに!
長女はそんな単語も知らないはず。ましてや、指定してものを買ってきてもらったこともありません。
 
 
こういう積み重ねって大きいです。
かたや「納豆に『オーガニック』があると知っていて、それを自分で買ったことがあり、食べたものと結びついている」。かたや「納豆の味は知っている」。
 
今はネットを通して、多くの情報が得られます。だけど、たくさんの種類の経験を積み重ねていることは別物。
仕事でも、新規の仕事に取り掛かる際、その一部でも類似業務をやったことがあるのと、全く知らないのでは、とっかかりの早さが違うでしょう。
 
 
でもね〜。子どもに色々教え込んで経験させるのって手間も時間もかかるんですよ。
だから子どもがやりたがっても、普段は時間に追われてつい自分でやってしまうし、スーパーもいつも同じところ。むしろ、平日は買い物自体いきません。
 
同じような日常でも取り組み方で得られる経験値は違ってくるし、子どもの場合それは親によるところが大きいのです。
 
ワーキングマザーにとっては「効率・時短」って最高に胸がときめく言葉だし、効率よく家事がこなせた時は達成感があります。
でもたまには効率度外視、失敗ご愛嬌で、子どもに色々やらせてあげる心の余裕を持ちたいものです。
----
Chikirinの日記の課題より。