Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

子供とおでかけ:京都 ~瑠璃光院のおもてなしは素晴らしい!延暦寺の交通は残念~

紅葉の季節に訪ねるなら瑠璃光院を強くおススメします!美しいだけでなく合理的な運営が素晴らしかったです。

■費用:大人2000円、子供1000円。小学生は無料。

■場所:京都市内から叡山電鉄叡山本線で一本。八瀬比叡山口駅


1. 持ち帰れる美しさ

限られた期間だけの秋の特別拝観。光に透ける青もみじ、黒塗りの机に反射する赤・黄・緑、整えられた緑の庭。ずっと見ていたくなる絶景ばかりでした。もっともみじが紅くなったころ、また訪れたいです。

目にも美しいけど、一瞬を切り取れる写真に撮るとさらに美しい!大人も子供も喜んで携帯電話で写真を撮っていました。持ち帰り、シェアできる美しさが喜ばれる時代に、誰もが美しく撮れるフォトジェニックなアングルを示すのは戦略的だと感じました。

 

2. おもてなしと、待ったと感じさせない工夫

混むと聞いていたので開門の1時間前に到着したところ、すでに50人ほどの列。開門後、お坊さんが順番に写真を撮ってくれました!1時間ほどの待ち時間も吹き飛ぶ嬉しさだけでなく、入り口の混雑を防ぐ効果も。

ご朱印も「ご自由にどうぞ」的に並べられて、日付を自ら入れる形式。非常にリーズナブルな運営です。途中におかれていた温かいお茶もほっとしました。

 

3. 参加型のアクティビティ

ただ魅せるだけでなく、自分で写真を撮ったり、写経ができたり、お抹茶を楽しめたり。ボールペンも持ち帰れます。

2000円というちょっとお高めな拝観料も、大満足できる場所でした。

 

一方、ちょっと残念だったのがすぐ近くにある比叡山延暦寺

日本人なら誰もが知っている延暦寺。寺院としては素晴らしかったのですが、交通の便が悪すぎました。

帰りに京都駅まで一本で帰れるバスがあるのですが、駐車場への一本道がボトルネックとなり、予定時刻を30分以上過ぎての到着。

遅延しているバスがいつ着くかのアナウンスはなく、長蛇の列のどこまでが乗れるかもわからない不安感の元で待たされたのは、子供たちにとっても大変ストレスでした。

本格的な紅葉のシーズンは、もっと混むのではないかと思います。

 

訪問者のことを考えた工夫が感じられる場所は、また訪問したいと思わされますね。