Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

司会をするときのコツ。経験、台本を見ない、笑顔とユーモア。

ごく普通の技術職なのですが、仕事やプライベートでよく司会を頼まれます。昨年は数百人規模のイベントで何度か司会をさせていただく機会に恵まれました。

司会は主業務ではありませんが、多くの方に顔を覚えていただいたり、企画の意図を深く知れたり、登壇者から貴重な話を聞くことができたり、多くのメリットがありますので、機会をいただけるのは本当にありがたいです。

昔は人前に立つだけで足ががくがくして声が裏返っていましたが、最近は終わった後にほめていただけることが多くなりました。ポイントは3点。

 

1. 人前に立つ経験を重ねる

育児休暇中にスピーチクラブに入りました。最初は10人ほどの前で話すのも膝が震え、喉が詰まるような緊張感を覚えました。しかし数回続けば、いつもの仲間の前ではスムーズに話せるようになる。観客が増えてまた緊張→慣れる→さらに多くの観客の前で話す、の繰り返しで人前で話すことに徐々に慣れていきました。

一度400人の前で話す経験をしてから、緊張のハードルは一度に下がりました。

 

2. 台本を見ない

初めての大舞台の司会のあと、周りからほめられたのはまずこれでした。内容よりもとにかく「前を見て話す」だけで印象がまったく違います。間違いも数々あったのですが、小さな間違いは観ている人にはわかりません。

そのためには練習あるのみ。携帯電話のビデオ機能で自分を撮影しながら練習すると自分の話し方のクセもよくわかります。私は大して難しい話をしていなくても眉間に皺をよせる癖があることがわかり、普段の会話でも気をつけるようになりました。

 

3. 笑顔とユーモア

第一声を笑顔で言うと会場も自分もほぐれる感覚がわかります。また、場の雰囲気にも寄りますが、ユーモアを交えると喜ばれることが多いです。

特に登壇者に近しい人から、登壇者の趣味やエピソードを聞いておいて紹介の際に入れると、登壇者も話しやすく、観客も登壇者に集中するようになります。

 

どれも当たり前の事ですが、これらに気をつけるだけで印象が変わることを実感しており、その感触は仕事でのプレゼンにも活かされています。

アメリカでは小さな頃から人前に立って発表する機会が多いからプレゼンが上手、と言われますが納得。

私は仕事を始めてから気付きましたが、子供たちには、とにかく人前に立つ機会を頂いたら、遠慮せずにどんどん立って経験値をあげていくべし!と伝えています。