本の感想:自分のことは話すな
社内に知り合いが多く、よく相談ごとや雑談を持ちかけられます。そのため、自分のコミュニケーション力は高いと思っていましたが、違うかも!と気づかせてくれた一冊。
特に刺さったのが「ただ話が続けばコミュニケーション力が高いわけではない(だらだだらと話が続くのは相手にとって緊張感を感じるような人になれていない)」という点。
よく話しかけられるのは「よいこと」と思っていましたが、自分と相手の双方に無駄な時間になっていたかもしれません。
1.いらない雑談
①相手から求められていない話
お客様が求めているのは「自分を大事に思って接してくれる」「自分にとって必要な提案をしてくれる」の二点。追加情報もないのに何度も行くのは無駄。相手の話を奪って自分の話をするのも、相手には無駄。
②〇〇であろう話
あいまいな回答を繰り返すのではなく、いつどのような回答を示せるか伝える。完結させる習慣を持つ。
③得のない無駄話
当たり前のことは言わない。話したい事の5割をカットする。代替案は相手が選択できる範囲で。
2.相手と張り合わない
価値観のばらつきは大きいのでベストな着地点のために人の意見にゆだねてもいいとおおらかに構える。結果を出す人には、嫉妬心より敬意をもって歩み寄る。感情が揺れた時、余計なことは一切言わない。
これらのコツは職場で使えそうなだけでなく、年末年始に帰省した際にも使えました。久々に親類に会うのでたくさん話したいことがありましたが、相手の話を取らない、張り合わないことで、普段は無口な人たちからも今頑張っていることなど聞けました。
明日から仕事始め。活用していきたいと思います。