コロナショックより怖い、時間を守る大切さ。それを実感するのは責任が生じた時。
コロナショックで様々な業界に影響が出ています。
友達が店長をしている美容院の状況が心配になり、久しぶりに髪を切りに行きました。
影響を聞くと売り上げは落ちてないとのこと。ホッ。
確かにお客さんがたくさん。たくさ・・・ん!?
私が入店した時点で、4つの客席のうち3つの客席が埋まりました。
そして気づくと、4つとも座席は埋まり、さらにお客さんが二人待っている。完全にキャパオーバーです。
ハラハラしていると
「スタッフがもう一人来てるはずの時間なんですけど・・・。何度も約束の時間を守らない同僚がいたらどうしてますか?」と友人の切実な問い。
三人のスタッフで回す予定だったお客様に対し、一人が来なければ、どんなに優秀なスタッフばかりでもフォローしきれません。
「待たされた」という体験は、コロナショックよりもリピート率に対するダメージが大きく、売り上げに直撃するのではないかと、青ざめました。
私も小さな頃から時間の読みが甘く、会社でも何度か大失敗をしました。
周囲でフォローしてくださる方が多かったため、若い頃は時間に遅れることがどれほどの悪影響があるか痛感する機会が少なく、恥ずかしながら遅刻を繰り返していました。
しかし、米国赴任中に自社の代表として出席する会議は、毎週2回x3年間で一度も遅れませんでした。
それは「自分が遅れたら大迷惑」と影響が具体的にイメージできたから。
若い頃は「自分ごときがいなくても何とかなる」という気持ちが根底にあったのと、遅れられた側に立たないからどう迷惑をかけているかをイメージできなかったから、遅刻がなくならなかったのだと思います。
自分がいないことでどれほどの影響があるか、迷惑をかけるのか、真剣に考えることでが、時間厳守につながります。