Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

「テレワーク推奨」のメリット・デメリット。少数派からスタンダードになったことでメリット大。

我が社では以前から、理由があり(育児・介護等)、業務上テレワーク対応可能な人は、週に1回までのテレワークが許可されていました。

コロナの影響で、電車通勤者は2月25日から「テレワーク推奨(回数制限なし、理由がなければテレワーク)」となっており、3月30日からは「原則テレワーク(よっぽどの理由がない限りテレワーク。出社するなら事前に承認が必要。)」となります。

 

テレワーク自体のメリットは「テレワークはゴールデンタイム。シングルタスクで重要案件を。」で書きましたが、「テレワーク推奨」によるメリット・デメリットをまとめます。

 

1.メリット

①子供達と長く過ごせる。

普段は会社から帰宅後、夕飯を作り、食べ、仕事の残りをしているうちに子供達の寝る時間・・・と慌ただしく、夕飯時の会話で精いっぱい!

私が長く家に居るだけでなく、子供達もあまり外に出られないので、子供達と過ごす時間が増え、会話だけではわからないちょっとした成長がよく感じとれました。一緒に過ごす時間の重さは効率化だけでは完全に補うのは難しい。ワーキングマザーにとってはとても貴重な機会です。

 

②業務を可視化

テレワーク中は、昼と勤務終了時に業務内容をメールで連絡します。これまでは私の業務を把握している忙しい直属の上司のみに送っていたので、すぐに確認が済むよう、やったことの中から多くの時間を使った業務のみを数行で報告していました。

しかし、テレワーク人口が増え、上司だけでなく部署としても確認するために、より詳細に業務を書き出すよう求められました。書き出してみると、発注や、メール返信や、情報伝達など、いかにアウトカムにあまりつながらない雑多な事務仕事で時間がとられているか、可視化できます。

呼びかけにすぐ反応するのでなく、私がやらなくてもいい仕事を放置して、他の人の対処を待つことへの意識が高まりました。(まだまだ拾ってしまいますが。)

 

③塩漬け案件の対応

重要案件対処にはテレワークが効果的ですが、1日では終わらない難題も。でも週に数日テレワークをできるとなれば重い腰も上がります。

 

④アレンジしやすい。

通常は私のみがテレワークだったため、接続に時間がかかったり、会議室の人達と議論のタイミングがずれたり、いないところで話が進んでしまうことも。また「やっぱりあって話した方がいいね」と、テレワーク予定の日に出勤に変更することもしばしばで、出張の多かった1月はテレワークは一度もできませんでした。

今はテレワーク人口が増えたため、これまでは出社して対応していたような会議もSkypeが前提。接続にも皆慣れました。また堂々とテレワークが主張できることで、対面が必要な会議を自分の出社日に集めるアレンジも容易に。

少数派だと多少の不便も多数派に合わせざるをえません。その方法を使う人が増え、スタンダードとなることの量的効果をまざまざと感じました。

 

2.デメリット

①ルーティンが崩れる。

区切りがないことで今まで習慣にしていたことがすっかり崩れています。「もうちょっと夜更かししても朝ゆっくり寝てられるから大丈夫」、「もうちょっと仕事してもいつもの夕飯の時間よりは早い」など自分に言い訳しがちです。

ルーティンを崩して体調が悪くなっては元も子もありません。

 

②仕事に集中できない。

子供達が話しかけてくるのは、うれしいけれど、集中力をとぎらす危険な罠。

「お昼ご飯食べながら鬼滅の刃みようよー」なんて言う悪魔のささやきにも負けないような精神力が必要です。

 

③運動不足

1日目は良かったのですが、数日続けてテレワークしているとお尻が痛い。理由を考えると、全く立っていないのです。会社では、会議室に立ったり、人と話す時に席から立ったり、お昼ご飯にいったり、なんだかんだ動いています。しかし家ではせいぜい台所と仕事机を数往復する程度。

さらに自転車の往復40分もなくなり、お菓子はすぐ手の届くところにある。大変危険です。

 

デメリットはすべて、心の強さが試されています・・・。

 

「テレワーク推奨」フェーズは私にとってはメリットが大きかったです。ただし、必要なら出社することもできるという、選択肢が私側にあったからこそ。

明日からの「原則テレワーク」でどうなるか。2週間後に期待です。