Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

予測できない状況での情報提示:素早く決め、正しく発信。定量的に、ありのままに。

コロナ対策で再び。子供の習い事から見る、伸びそうな企業とあぐらをかいている企業。で、このような緊急時の対応として、「他人に影響が出そうな内容は素早く対応を決めること。そしてそれを正しく発信すること(伝わる手段を確保しておくこと)が大切と書きましたが、もう二点追加。定量的に伝えることと、困難な状況をありのままを伝えた上でやり遂げる意思を見せること、です。

 

私の使用している生協では現在マスクが抽選制です。滅多に当たりませんが、確保してくれているだけでありがたいと思っていたら、先週、このようなお知らせが入りました。

「マスクについては、新型コロナウイルス感染症拡大前は、週当たり約3千個のご注文でしたが、3月以降は約65万個の注文数で推移しています。これに対する商品調達数は約2万5千個で、供給可能数の約26倍の注文を頂いており、アイテムによっては抽選倍率が100倍を超える状況となっています。」

子供が通っている学校からは以下の連絡がありました。
「Web学習のため教科書を送りますが、1500を超える段ボールの配送の準備となります。内容物の不足の可能性もありますが、全てが各生徒の自宅に届くまで何度でも配送していきますので、安心してください。」
「Web学習はいきなり100%の人が運用できるとはかぎりません。1週間目で70%〜80%、2週間目で90%の運用が出来るように目指します。生徒にも教員にも保護者の方々にも初めての経験です。全てがすぐ整うとは思ってもいません。先に繋げる人から繋がる。必ず双方の活用レベルが上達し、効果的な結果を導いて行けると考えています。」

 

生協の例では、コロナ前後の需要と供給を数字で表すことで「当たらなくても当然だ!」と改めて納得。

学校の例では、状況や目標値を数字で表すとともに、不備があってもやり遂げる意思を示してくれたことで、焦らなくてよい、寄り添ってくれる、と安心しました。

 

私の尊敬する方も、大問題が起きた時にはわからないことはわからないといいつつ、持つ情報をきちんと説明する態度が信頼感につながりました。


ありのままをさらした上で、誠実な対応を取る。自分の心がざわつく時だからこそ、自分がどんなことに安心するかを感じ取り、私自身も気を付けていきたいです。