ストレス対処法。宇宙飛行士のアドバイス:大切な空間の尊重と不満の均等化。
NHKクローズアップ現代+でストレス対処法が紹介されていました。
番組の中で、国際宇宙ステーションに6か月間、6人だけで滞在するという、まさに現在いろんな家庭の状況と近い(一緒に過ごすのが家族ではないのでさらに厳しい)状況を体験された、宇宙飛行士の野口聡一さんが紹介していたのが以下の3点。
1.1日1日を乗り切る。
「これで7日目」などと数えていくと残りが長くて嫌になっちゃうので、毎日を終えることに集中する。
2.大切な時間や空間を互いに尊重する。
自分だけが独り占めにしない。一緒に過ごす相手を尊重する。
3.全員の不満を均等にする。
NASAの船長の言葉、「全員が満足することではなく、全員の不満にばらつきがないことを目指す」を大事にしているとのこと。
これは自分たちにも応用できます。
最近ちょっと不満だったのが、夫と子供達は個室で仕事や勉強をしているのに、私はダイニングテーブルで仕事をしていること。
そのため、インターホンや子供に対応するのは私。
そして何より、ごはんの度にパソコンや資料など仕事用具一式を移さなければならないのがとってもストレスでした!
時間にしたら数分なのになぜこんなにストレスと感じるのか、と思っていたのですがこれは私だけが1日3-4回、毎日移動をさせないといけないから。不公平感が徐々に積み重なってストレスにつながっていたようです。
これって「2.大切な空間の尊重」と「3.不満の均等化」ができていないことが原因。
そこで、以下の対処で不公平感が軽減できました。
- 大事な仕事の時には個室を使用できるよう調整し、大切な空間を共有。
- 事実や自分のメリット(1日の所要時間は5分程度、他の家族より広い机を占有できる)に目を向けて、自分だけが不満を抱える状況ではないことを認識。
隔離状態も少しずつ解除されてきましたが、予想外のストレスにはこれからも対面していくと思います。
気のもちようで解決できることもありそうです。