本の感想:1分で話せ
言わずと知れた大ヒット本、1分で話せ。
最近「要点のみまとめて」「情報が多すぎる」と言われていた私にはぴったりでした。
私に刺さったポイントをまとめると以下の3つ。
- とにかく削る
- インパクトを残す
- 動いてもらうためにできることは何でもやる
1. とにかく削る
いらない言葉は削る。頑張ったことも、プロセスも、自分の意見と違うことも言わない。使う言葉はひらがなの日本語に。
ついつい「こんなに調べたんですよ」と言いたくなってしまうし、自分の主張にバイアスが入っていないか心配だから、「こういうこともあったんですけど」と全部情報を伝えたくなってしまい、私の資料は情報過多でした。
でも自分が出した「結論」とそれを支える「根拠」をシンプルに伝える方が判断しやすい!
2. インパクトを残す
どんなにいいプレゼンをしても、次会ったときには忘れられている。だって人は相手の話の8割は聞いていないのだから!
だからビジュアルや一言のキーワードで伝える。
会議等で前回説明した内容は端折らないと進んでいかない。でもそうすると「前提がわからない」となってしまいがちでした。担当者と同じレベルの記憶を相手に求めるのではなく、相手が一言で前回の記憶を呼び起こせるように、資料を作る側が工夫しないと。
3. 動いてもらうためにできることは何でもやる
聴衆の席に座ってプレゼンする自分を想像したり、根回しだって、アフターフォローだって、相手を動かすためにできることはすべて徹底的にやりきる。
社外は根回ししても、社内の根回しには少し抵抗がありました。でもプレゼンの目的は何か?相手を動かすことでしょう!
どんなに斬新なプレゼンをしても、相手が動いてくれなければ意味がない。
そのためにはカッコつけてないでやれることは何でもやりきらないと。
ただプレゼンがうまくなるための工夫を伝えるのではなく、プレゼンの目的って何?伝えたい想いは何?ということをわかりやすく考えさせてくれました。
しんぷるに、ひらがなで、熱く伝えていきます。