Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

テクノロジーで取って代わられる技術、代えられない技術

いつも職場ではサンダルかスニーカーで足元は緩み切っています。

久しぶりに出張などでハイヒールを履く機会が続いたところ、

午前中に水膨れができて、バンドエイドで補強し、

帰りの改札を出るころには足を引きずるという体たらく。

 

そこで足の痛くならないハイヒールを求めて

シューフィッターのいるお店二軒を訪問しました。

 

1店目は新宿伊勢丹

シューフィッターの予約は当日だとできませんでしたが、

若い店員さんが付いてくださり、3D計測により

足の長さや足囲などがあっという間に測れました。

さらにすごいのがアプリでおすすめの靴が複数表示され、

その中から選ぶと、本当に足にぴったりの靴が出てきたこと。

魔法のようでした。

 

2店目は同様にシューフィッターのいるお店。

こちらは当日でも予約できたので行ってみると

シューフィッターさんが出してきたのは、、、木の板と巻き尺!?

丁寧に測ってくれたのですが、もちろん時間はかかります。

そしていくつか候補の靴を出してきてくれたのですが、合わない orz

どれをはいても踵がいたかったり、甲の肉がはみでたりしてしまいます。

 

シューフィッターになるためには訓練も経験もいるはず。

「長年の職人技術がテクノロジーでよりよいものに置き換えられる」という

状況を実感しました。

 

ではどこで結局靴を買ったか。実は2軒目のお店です。

1軒目は店員さんの靴の扱いが少しぞんざいだったのが気になってしまいました。

(私がシューフィッターさんを予約していなかったので仕方ありません。)

2件目は私の要望をしっかり聞いたうえで、なぜこれまでの靴では

問題がおきていたのかの理由を説明してくれて、

最終的には一番合った靴を、さらに合うようにカスタマイズしてくれました。

そしてシューフィッターさんの感じがとてもよかった。

 

計測技術は3D計測の方がよかったです。

しかし、お客の要望を聞き出し、カスタマイズする技術は

人の方が上でした。

ヒューマンスキルは、テクノロジーに代替できない。

よく言われていることですが、体感した出来事でした。