子供の習い事から見る、伸びそうな企業とあぐらをかいている企業。
これまでに子供達はピアノ、スイミング、ダンスなどの習い事を経験してきました。この中で、次女が始めたダンスの対応が、素晴らしい!
1.連絡が密。自主練用のビデオも送ってくれる。
先生がLINEで今後の予定や、イベント時の持ち物などを送ってくれます。さらに、自主練ができるように練習時のビデオや立ち位置まで!
2.振替レッスンを取りやすい。
お休みした際の振替は、他のレッスンの日のいつでもOK。事前の連絡も不要。
3.発表の機会が多数ある。
いろんなイベントとタイアップしていて、人前でダンスを踊る機会がたくさんあります。子供はダンスを見せる機会があってモチベーションアップ、保護者も踊っている姿が見られ、イベント側も集客につながり、みんながハッピーです。
一方、スイミングは真逆をいっています。
・スイミングスクール側からの連絡はほとんどなく、ある場合はプリント(そして子供は出し忘れる)。こちらから働きかけないと状況がわかりません。
・振替レッスンは電話やメールでは予約できず、営業時間中に受付まで行く必要あり。
・競技会などもなし。
先生たちは頑張ってくれているのに、手続きがとても不便です。そこで、なぜ改善されないのか考えてみました。
・クレームが少ないので気付いていない?
毎回お迎えに行っている親御さんは、連絡もその場で聞けるし、受付に立ち寄れるし、泳ぎの上達ぶりもプールサイドで見られるから、これまではクレームがあまりなかったのかもしれません。
・昔からのやり方だから。
これまでのやり方を継続していくのみ。(ちなみに上の子の通い始めた頃から8年程度経っていますがやり方は変わっていません。)
・気付いていても、人工を考えて、やらないと判断?
ダンススクールのやり方は手間がかかるので、やらなくてよいならと改善していないのかも。
働き方が徐々に変わってきて、毎回スイミングスクールに送迎に行ける親御さんが減ってくるかもしれません。手続きが不便で、クレームも言わずにやめてしまう親御さんもいることでしょう。
こういった「日常の不便」を少し想像力を働かせて考えられるかが、伸びるか停滞するかの境目なのかな、と感じました。