Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

アンガーマネジメントは他人の「べき」を受け入れること。

最近、反抗期の子供の口ごたえなど、ちょっとしたことでイライラしてしまうので「図解 アンガーマネジメント」を読んでみました。 

いつも怒っている人も うまく怒れない人も 図解アンガーマネジメント

いつも怒っている人も うまく怒れない人も 図解アンガーマネジメント

  • 作者:戸田久実
  • 発売日: 2016/10/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  

アンガーマネジメントとは怒りで後悔しないこと。怒らなければ後悔するなら、怒っても問題ありません。ただし怒りを引きずって恨みにしないこと。

怒りの裏側にあるのは、自分の期待が裏切られたという気持ちなので、自分の当たり前が他人の当たり前とは限らないことを受け入れ、人の譲れない価値観、「~すべき」を受け入れること

 

確かに!自分が正しいと思っていることと違う行動をされたときにイライラしてしまいます。

アメリカにいた時、夫とよく意見が対立していた点が「会社のイベントや学校の行事のお手伝い」についての考え方。

夫の考えは「仕事じゃなくて『可能なら』『ボランティア』と言われているのだから、やらなくてもいいでしょ?」。

私としては、他の駐在員の奥様たちも積極的に手伝っているのだから「やる『べき』」という意見で、似たようなことが起きるたびに何度もぶつかりました。さらに「こないだも同じことでぶつかったのになんでわかってくれないのか」とより一層イライラ。

 

これは私の「言われなくても家族も会社や学校の活動に貢献する『べき』」と、夫の「絶対に手伝ってほしいと頼まれているわけではないのだから自分の意思が尊重される『べき』」がぶつかった結果でした。

 

大人になったら各人の「べき」は変わらない。

イライラすることが起きた時は自分の器の中に、とぷんといったん受け入れるイメージを持つことにしてみました。

自分の意見とは異なっていても私が否定されているわけではない、相手の価値観を学んで器を広げる練習だ、と思うと、すぐ不機嫌になることが減りました。

 

反抗期の子供の主張も、子供から大人に成長する過程でできてきた「べき」の表れ。押さえつけるのではなく、受け入れられるよう私自身が器を大きくしていきたいです。