期待値の設計:ポジティブにもネガティブにも効く。痛いよ痛いよと言われると痛くない。
ワーママはるさんのVoicyで期待値の設計について言及されていました。
自分の期待値以上のサービスを受けると口コミで周りに伝えたくなる。
できることをすべて宣伝したくなるけれど、いい意味で期待を裏切れる期待値の設計がビジネスでは大事、という内容でした。
確かに「予想通り」であればあえて他の人にシェアしようとは思いませんが、期待を上回るサービスだとついつい周りにおすすめしたくなります。
これまでの私が思わず周りに宣伝したサービスだと、
・ダイビングの際にあったかいおいしいご飯を提供してくれたダイブショップ
・子供に歌を教えてくれたスリランカの現地ガイドさん
・レッスンや発表会の様子のビデオをLINEでシェアしてくれるダンスクラブ
ポジティブな方向はもちろんですが、この期待値の設計、ネガティブ方向にも効きます。
コロナのワクチン接種の際、お医者さんが「この注射めちゃくちゃ痛いよ、痛いですよ~、ほら痛かった」と言われているうちに注射が完了しました。
めっちゃ痛いと覚悟していたから、終わったら「こんなものか」という拍子抜け。
ワクチン接種後は、腕が筋肉痛のようにかなり痛く、だるくなるのですが、あの時のお医者さんの「めっちゃ痛いよ」が浮かんできて思わず笑ってしまいます。
ネガティブなことが待ち受けていても、「この仕事はしんどいぞ~、めちゃ時間かかるぞ~、ほら終わった」とネガティブ方向に期待値を設計すると、「意外と簡単だったし。私優秀。」とか思えるので、一つの対処法かもしれません。