年賀状はアナログだけど合理的な手段
先週末、年賀状を作っていてふと思いました。これはすごく大事なつながりの行事だなって。
学生の頃までは、年賀状の相手先は頻繁にあっている友人ばかり。なんとなく元日に数をもらうのが嬉しいだけの、形式的なものでした。
でも今は、学生時代の友達、親戚、引越し前のご近所さん、子供の友達家族、会社の人たち・・・お付き合いの範囲が増えて、数年間会う機会がない人もいます。
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「年賀状を出す」ために、一年前の年賀状を見直すことで、忘れていた一人ひとりの暮らしや家族に思いをはせる。
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「年賀状を書く」ために、次の一年でのその人とのつながり、「会いたいな」とか「夏ごろそっちに行くよ」とか「あなたも頑張ってるから私も仕事頑張る」とか、数分間はその人のことを考えながら気持ちをしたためる。
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「年賀状を受け取って」、その人の今を知り、またその人のことを思い浮かべる。
一人当たり最低3回はその人のことを考えるわけです。
これを毎年繰り返すというのは、つながりを保つために合理的かもしれない。
ほんの数年前ですら、メールの方がお金も時間もかからないと思っていました。
でもコピペや一斉送信ではこういう気持ちは得られません。
年賀状、アナログに見えて意外と合理的。