Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

この時間は無駄だった?学ぶ姿勢やラベリングで変わる時間の意味。

「有限の時間をどう使うか」をテーマにした、ワーママはるさんと文藝春秋の村井さんのトークイベントを視聴しました。

 

その中で村井さんが「時間がもったいないと思わないようにする」と語られていました。「無駄」と思うとその気持ちが巨大になっていき本当にその時間が無駄になってしまう。

はるさんも「とりあえずやることでアウトプットが質に転嫁する。ラベリングによって同じ1時間の意味合いが違ってくる」と返されていました。

 

「ネットサーフィンをしていたこの時間はもったいなかったー」という反省は大事だけど、「この時間は無駄ではない」というとらえ方で臨むことで、時間の価値を自分で上げることができる、ということだと理解しました。

 

最近同じようなことを感じました。

技術シーズを事業化する方法を学ぶオンライン講座に参加しています。研究者が、自分の持つ技術の情報を提供し、それを具体的な例としてとりあげて、商品につなげるプロセスを体験するという内容です。

先日、何人かの研究者からご自身の技術の紹介があったのですが、説明がすごくわかりにくい方がいらっしゃいました。技術のポイントや研究者のやりたいことがつかめず、それまで技術の多様な使い方などについて参加者が自由に意見を交わしていたチャットが、ぱたっと止まるほどの難解さ。

すると突然、発表者が「私の技術はこの講座の目的には合わない。この時間は私にとって無駄なんだ」とおっしゃったのです。

 

私が驚いたのは3点。

  1. そもそもこの技術を提供すると決めたのは発表者のはず。
  2. 「この講座が無駄」って、聞いている主催・参加している人たちは困惑するだけなのになぜここで言い出すのだろうか。
  3. もし講座の目的に合わなかったとしても、その技術を理解したい、コメントしたい、と思っている聴衆がたくさんいる場は、伝わるプレゼンの工夫を学ぶという観点だけでも、非常に有意義なものにできたはずなのにもったいない

 

この3点目がトークイベントの「時間のラベリング」にリンクしました。

私たちが持っている時間は有限です。同じ時間を有効活用できるか、どのような意味を持たせるのかは自分次第

私自身は疲れていると時間を浪費しがちで「この数時間なにしてたっけ?」となることも多いので、手帳に時間実績をメモしながら意味のある時を過ごしていきたいと思います。

 

昨日は子供と人生ゲームを楽しみました。これは余暇だけど、子どもと楽しんだ大事な時間。自分にとっての価値の意識が、大切です。