時間を作るための片付けの重要性。私たちの時間は限られている、だから自分を大切に。
年間150時間。ビジネスマンが何かに費やしている時間です。
何かわかりますか?
探し物です。
私は小さなころから部屋を片付けるのが非常に苦手でした。
足の踏み場もなくものが散らかった部屋に暮らし、見つからないものがあればいつも机の上にのぼって、上から見まわして探していました(見つからないですけど)。
そんな私を大きく変えてくれたのが、「人生がときめく片付けの魔法」。日米で大人気のこんまりさんの本でした。
ときめくものだけに囲まれて過ごすことを目指し、一つ一つときめかないものにさよならをする。服や書類など、カテゴリごとに処分をしていくやり方が合っており、十数年前からバイブルとして、時々見直して片付けをしています。(詳しいやり方はいろんなところで紹介されているのでご覧になってください。)
私にとってこんまりさんのお片付けで開眼したのは以下の三点。
1.捨てないと片付かない。
ものをしまうことと片付けは違うと理解できておらず、収納に走っていました。
「持っているものをすべて積み上げ」て量を把握してから捨てていく考え方は効果的でした。
2.探しもののストレスが激減する。
子供の頃から片付けをできている人には「場所が決まっている」ことが当たり前ですが、片付けをできていなかった人にはこの快適さが新鮮なんです!
時間がないワーママとして、仕事でも家庭でも効率化に貢献してくれました。
3.自分軸で考える。
私が住みたい家を考える。お客様用とするのではなく自分用によいものを使う。いただきものはいただいた時点で気持ちを受け取って役割を終えている。
「自分で自分を大切にする。」と最初に学んだのはこの本だったと思います。
スティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学のスピーチでは、「Stay Hungry, Stay foolish」が有名ですが、私は次の一節が好きです。
「あなた方の時間は限られている。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでほしい。・・・何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つこと。あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。」
時間が限られている中で、探しものに割いている時間はあるのか?
自分がやりたいことを重視して生きているか?
常にこころに置いておきたいです。(う。会社のデスク片付けないと。)