思い出の品や高かったものを普段の生活に取り入れると気持ちがよい
こんまりさんのおかげで片付けを少しだけ好きになりましたが、まだまだ発展途上。いろんな本から少しずつ学んでいます。
「1週間で8割捨てる技術」から学んだのは2つ。
1.大事な思い出なら段ボールに押し込めるか?
思い出品は手が付けにくい。だから聖域のように「この段ボールは大切な思い出」とラベリングしてしまいこんでいました。しかしそれって全く大事にしていない。
海外にいる間ずっと丸めて置いておいたお気に入りの歌手のポスターや、赴任先の皆さんからいただいたメッセージボードを額に入れて廊下に飾りました。サイズを測ってAmazonで額を注文するのにかけた時間は各20分ほど。それだけで、廊下を通るだけで毎日気分が上がるようになりました。
2. 高かったものは、後悔するくらいなら処分する。
買ってから数十年経つのに袖を通していない着物や、累計しても24時間もつけていない指輪について「高かったから」という後悔が重荷になるくらいなら処分した方がいいと説明されていました。
私もあります。高価なブランドバッグ。雨で濡れたらいやだから、バッグに合うような恰好ではないから、荷物が重くて型崩れしてしまいそうだから、と結局持ち歩くのはくたびれたバッグ。思い返して、使ったのが累計3日間くらい・・・と、金額を使用時間で割るととんでもなく費用対効果が悪い。
思い切って処分するのも一つの手段ですが、私はできるだけ使うようになりました。傷がついても気にするのは自分くらい。たくさん使って愛でる方がバッグも喜ぶように思います。よいものを使うと、自分の所作も少し丁寧になります。
余分なものは手元に置かない、整理された暮らしは憧れです。ただ、捨てるだけでなく、自分が持っている好きなものを表に出してあげることで日々の幸せを感じられます。まだアクセサリーは十分活用できていないので、来年はすでにあるものを使っていきたいと思います。