本の感想:いま君に伝えたいお金の話。子供に読ませたい!
耳からいろんな話が聞けるアプリ、Voicyでお気に入りのワーママはるさんが、オススメしていた村上世彰さんの「いま君に伝えたいお金の話」。
お金とどう接していくべきか分かりやすく書かれており、子供達にぜひ読んでほしいと思いました。
ワーママはるさんの記事はこちら。内容がわかりやすく書かれています。
私に響いたポイントはこちら。
1.お金について考えることは反復練習
村上さんは小学生の頃から四季報を読み込み、お小遣いで投資を行っていました。
ご自身の子供達にも様々なゲームを通じてお金の考え方を教えています。(家族で外食にいった時にメニューを覚えた上で総額がいくらになるかを当てあう、ただ金額を当てるだけでなく他の人の答えも想定して戦略的に回答を設定する、食事代ゲームなど。)
私は子供の頃から「お金について真剣になるのははしたない」という価値観をなんとなく植え付けられており、あまり考えないようにしてきました。しかし、それにより「お金」とでてきた瞬間に思考が浅くなってしまうように感じています。
思考も自転車やピアノと一緒で、練習しなければできるようになりません。思考停止に陥らず、考えることを繰り返さないと。
2.お金に向き合うのは大切なこと
「お金にならなくても、役者が好きだからやる」ってカッコいい気がしませんか?
「奨学金が返せなくなり、家族に迷惑をかけた」ってかわいそうな気がしませんか?
でもこれらは判断をするときにお金にきちんと向き合っていません。
「お金がなくても好きなことをする」というのであれば、覚悟が必要。夢を実現するためには、それまでどう生計をたてるか、お金に強くならなければいけません。
借金は何があっても返さなければならないもの。だから「返せないかもしれない」お金を借りる時はそれが周りにどれだけ迷惑をかける可能性があるのか、怖さを理解した上で決めなければなりません。
お金=悪ではなく、真剣にお金と向き合わないことがかっこ悪いという意識を持つことが大事だと感じました。
お金は毎日の生活に必ず必要なもの。それなのになんとなく距離をおいて接してしまいます。お金と仲良くなれるよう、真正面から考えたいと思います。
長女にも読んでほしいと思い、子供達だけで一週間実家に旅行にいくときにもたせました。一週間後に「どうだった?」と聞くと「あ!?ばーばのうちに忘れてきた!」との返答・・・
良書でも、どう読ませるかが難しいですね。