「自分の意見で生きていこう」ポジションをとってみる→オンライン英会話は練習に最適。
今週のお題「最近おもしろかった本」
ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」を読みました。
私は意見を言うのが苦手でした。
意見を言う=ポジションをとること。そうすると反論されるリスクもあるので、つい他人にゆだねたり(「これってどっちがいいかな?」と聞いて失敗しても責められないよう予防線を張る)、反応で終わらせたり(「すごいねー」など反論しようのないことをつぶやく)、より正解に近いものを探そうとしていました。
根本にあるのは自分の意見に対する自信のなさ。
でも意見には間違った意見も正しい意見もありません。
自分の意見を明確にするために必要なのは情報ではなく思考すること。ただ、それは練習しないとできません。
じゃあどうすればいいいか。ちきりんさんは、ポジションを取って、反論して、その反論に反論して、といったことの繰り返しを推奨しています。
そこでおすすめが、オンライン英会話をうまく使うこと。
私は毎日の記事を読んで、その記事に関連する質問に答える授業を行っています。
質問は、つい"It depens.(それって状況次第だよね。)"と答えてしまいたくなるのですが、あえてYesかNoのどちらかのポジションをとってみる。そしてその理由を言語化してみる。
メリットとして、
・授業の一環だから「君の意見は間違っている!」なんて言われることはあまりなく、ストレスフリー。
・たとえ「僕の意見とは違う」と言われても、先生は友人ではないし、海外の方なので「そういう意見もあるのね」と反論も冷静に受け止められる。
・毎日違うお題が与えられるので、様々な事象に対して考える練習になる。
まだ「もっとよい解があるかも」「とんちんかんなこと言ってるかな」と、不安になることはありますが、「中立的な意見は実質何も言っていないのに等しい」のです。
ずっと意見を言ってるフリをして年齢を重ねると、いつの間にか自分でも意見を言ってないことに気付かなくなってしまうかも!?
練習あるのみです。