7つの習慣:第1の習慣「主体的である」。私には影響の輪を見る時間はない!
7つの習慣を実行しています。
7つの習慣は言わずとしれたスティーブン・コビーさんの名著。効果的に生きるための基本的な原則を具体的に7つの習慣のかたちで落とし込んだものです。
詳しい解説は完訳版や実践ドリルをご覧ください。
現在第4の習慣まで実施してきたので、これまでの実践による気づきをメモします。
第1の習慣「主体的である」
「主体的」とは周囲からの出来事や刺激、影響に対して、感情に左右されることなく自分自身の価値観に従って行動や考えを選択し、その結果に対して人のせいにせずに責任を持つこと。
ポイントは、
- 刺激と反応の間に選択の自由があること。(私たちは自分の身に怒ったことで傷つくのではなく、その出来事に対する自分の反応によって傷つく。)
- 自分が興味を持つ「関心の輪」の中に、自分がコントロールでき影響を与えられる「影響の輪」があり、影響の輪の領域に労力をかけること。
私にとってこの「影響の輪」の考え方が衝撃的でした。
会社の同僚に、家族に、不満を感じて愚痴を言ってしまったとき、頭の中はそのことで占められています。でも、自分では変えられないことにリソースを使うことはもったいないんです。
「変えられること」「変えられないこと」を識別するようになってからあら不思議!
あんなに気になっていた「嫌なこと」「嫌な人」を頭の中から追い出せるようになりました。
そうすると出来事に対しても冷静で自分とは切り離して、反応も自分で選べるようになりました。
「主体的であること」、これは7つの習慣のベースになっていきます。