Umeko's diary

育児も仕事も大切。日々の出来事や、習ったことから得た気付きや学びを書いていきます。

靴の修理。踵を直して滑り止めを入れるだけで大きく改善。買う時からよく考える。

ハイヒールが合わず、シューフィッターさんに選んでもらったけど、それでもまだ踵の靴擦れという課題あり。

 

次のステップとして靴の修理を試してみました。

 

シューフィッターさんに選んでいただいた靴と、比較的新しい靴の二足を持って訪れたのは伊勢丹の靴売り場の奥のシューリペアコーナー。

中敷きの取り換えや足の形に合わせるといったきちんとした修理のお値段を聞くと、6000円から。場合によっては2万円を超える場合もあるとのこと。想定よりだいぶ高額で、冷や汗が出てしまいました。

 

まずはシューフィッターさんに選んでいただいて、踵の靴擦れだけが気になる靴のチェック。履いて歩いてみると・・・ん?痛くない。皮が少しのびたのか、違和感がなくなっていました。まだのびる可能性もあるのでしばらく様子を見ることに。

 

もう一足は水膨れにはならないものの、歩いているとかかとがスポスポ抜けてしまうため、あまり履いていなかった靴。まずご指摘いただいたのはかかとの減りでした。歩き方がおかしいようで、私の靴は外側がすり減ってしまいます。この靴も、改めて確認すると相当すり減っていました。

そこでまず踵を直していただくことに(2200円)。

そして6000円はかけられないので中敷きを追加して、靴の前方で足を支えるようにしました(550円)。この二つの処置でだいぶ快適になりました!

 

家に帰ってきて自分の靴を見直してみると、ヒールの芯が出てきてしまっていたり、つま先が剥げていたり、可哀そうな状態のものが死屍累々。

しばらく履いていない靴には、見た目や、快適でないという理由があるため「修理に6000円~2万円支払っても履き続けたいか?」という観点で何足か捨てる決断ができました。残したい靴は修理できるか確認したいと思います。

 

修理の相場を知ることで、取捨選択の判断材料になる。

きちんと選んだ靴・修理した靴の快適さを知ることで、買う時からしっかりと自分に合う靴を選ぼうと思う。

プロと一度時間をかけて基礎を知ることで日々の快適さを上げる試みは、他の分野にも応用できそうです。

おでかけ:国立新美術館 カルティエ、時の結晶。工匠の思い切りと展示の丁寧さ。

国立新美術館の企画展、「カルティエ、時の結晶」に行ってきました。素晴らしい展示でした!

■費用:一般1600円

■場所:乃木坂駅直結。国立新美術館

あまり宝石には興味がなかったのですが、これに行ったらカルティエのアイテムが欲しくなっちゃいました。感銘を受けたポイントは3つ。

 

1.大胆なデザインを可能にする思い切り

宝石を加工して果物を象ったドロップのようにカラフルなトゥッティフルッティなど、斬新なデザイン!指輪が三角形に突き出しているなど立体的で、カルティエ=伝統的というイメージが崩されました。しかも最初は奇抜だと受け入れられなかったとか。

仕事でも「どこまで自分が決めていいのか」と不安になる時があります。

高価な宝石を削って不可逆の処置を行うことができる思い切り、そして受け入れられるという確証がなくてもやりきる、自分のデザイン=仕事に対する自信がうらやましいです。

 

2.展示の妙

天井から吊り下げられたベールで一つ一つの展示を隔離したり、ごつごつした凝灰岩を展示台にしたり。掛け軸等、古来の美術品とのコラボもあり。

アイテムをより際立たせるための工夫が、華美になりすぎないように控えめで、でも丁寧でよかったです。

 

3. オーディオガイド

会場では解説オーディオガイドが全員に配られます。

昔は「芸術は予備知識なしに感じるんだ」と息巻いていましたが、最近は解説を確認し作家の意図を知って、より楽しむことにしています。

といってもチケットと別料金のオーディオガイドはなかなか手を出しにくいもの。チケット代にガイドを含めるのも、より深く意図を理解してほしいという展示側の気持ちが伝わってくるようでした。

 

12月16日まで。

髪と洋服で印象がこれほど変わるとは。整える重要性。

日本に帰国してから、渡米前からの友人数名に「若返った」「キレイになった」と言われました♪

今も昔も、容姿はごく月並み。渡米前が多忙と疲れでひどすぎたため、そこからのギャップで前に比べてよく見えたというのが一番大きいようです。維持できるよう、理由を分析してみました。

 

1. 太った。

これは認めざるを得ない。写真を見比べたところ、渡米前はやつれていて不健康に見えていたのが、食生活の違いによって太ったことで、頬がふっくらして健康そうに見えます。体は減量する必要がありますが、ダイエットは必ずしも美に結びつかないと実感しました。

 

2. 服を変えた。

お気に入りの洋服は、数年前どころか十数年前のものでも気にせず着ていました。ところが新しい洋服を選んだところ、顔の印象が違う。ある程度年齢を重ねたら、きちんとした生地と質を選ぶことが大事です。(値段ではなく状態として。ユニクロも多用しています。)

 

3. 髪を整えた。

美容院で「ベースメイク」という処置をしてもらいました。ストレートパーマのようなものですが、クセのある髪がまっすぐ、さらさら、つやつやになりました。何より、ただ指定のシャンプーを使ってドライヤーで乾かすだけで、手入れがほとんどいらないことがありがたい!美容の世界の技術は進歩しており、ズボラな私でもなんとかしてくれます。

 

仕事、子育てが優先順位の上位なので、美容はあまり気を配っていません。ただ、素材は同じでも「整える」ことが印象に直結するというのは気づきなので、場と年齢に適した身だしなみを維持したいと思います。

風邪の予防には口テープ!毎日の継続で風邪をひく回数が激減。

急に寒くなりましたね。

昔から風邪をひきやすく、ひどい風邪を年に7-8回はひいていたでしょうか。友達にも「いつも風邪ひいているよね」といわれるほど。

しかし、昨年一年は寝込むような風邪はひかず、咳が少し出る程度風邪を1回ひく程度に収まりました。

救世主は口テープ

 

やり方は簡単。寝るときに口にテープを貼って口が開かないようにするだけ。

喉が乾燥しないこと、ウィルスが直接取り込まれないこと、などが風邪をひきにくくなる理由です。昼も口呼吸ぎみだったのですが、日中も意識するようになりました。

朝起きると口の中が乾いている人は、寝ている間口呼吸しているため特におススメです。起きた時の口の嫌な感じも激減しました。

  

専門のテープも売っていますが高価なので、私はサージカルテープを二本、縦に留めています(剥がした後は少しヒリヒリするけど)。

1日目は違和感があり、起きたら剥がしてしまっていましたが、2日目以降は朝起きた後もきちんと閉じたまま。

 

子供がいると病気をもらってきやすいけど休めないで無理をしてしまう・・・対処療法だけでなく予防が大切。ぜひお試しください!

本の感想:断る力

人に頼られたり喜んでもらえたら嬉しい。特に女性はそう感じる方が多いのでは?私も「役に立ってる」感に弱く、頼まれてお礼をいわれることが大好きです。

この性質のおかげでみんなに助けてもらえることも多いけど、「私じゃなくてもよいのでは?」と思うこともしばしば。誰でもできることをやっている年代ではないということで、打開の役に立ちそうなのが、勝間和代さんの「断る力」です。 

断る力 (文春新書)

断る力 (文春新書)

  • 作者:勝間 和代
  • 発売日: 2009/02/19
  • メディア: 新書
 

 

覚えておきたいポイントは3つ。

1. 主体性を持った方が相手にとってもありがたい。

相手に合わせることがよいとは限らない。目標を明確化して協力関係を持った方がよりよい成果を生む。

 

2. 上司は思いつきでモノを言う。

上司は他のたくさんのこともみているのだから、指示が絶対的に優れているとは限らない。曖昧な指示を確認するのは基本で、自分のやりたいことにリソースを割くようにうまく意訳するのを目指したいところ。

 

3. 交渉はクセ。

身近な人から練習あるのみ。「ぶつかるから私が折れておけばいいかな」、ではなく相手の利害も考えたうえで「よりよい方法はないか」と考えることを放棄して、楽に流れていなかったかと反省します。

 

 主張することを意識してから、同僚や家族とぶつかることもあります。

仕事の上では、ぶつかったことでよりよい結果が得られています。

家族は、感情が先に出てしまうせいか、まだ主張のみでアウフヘーベンには至っていません。冷静な断る力は練習あるのみかなあ。

 

根幹は主体性をもって対応するということ。勝間さんご自身も34歳まで断れなかったと書かれていますが、これはなるべく早く身につけておくべき力だと感じます。

 ・・・子供の「これは嫌」「あれをしたい」というのも、主体性ということで尊重すべきなのかしら!?

子供とおでかけ:京都 ~錦市場の食べ歩きは感性で選ぼう~

京都の台所、錦市場はすごい人混みでした。おいしそうなものがいっぱいで、楽しい食べ歩きに子供たちは大興奮でした。

■費用:ひとつ100円~300円。

■場所:四条河原町近辺。

 

有名どころの中でおいしかったのは、

・こんなもんじゃの豆乳ドーナツ(10個300円):ふわふわ&あっさりした甘さで家族の中で取り合いでした。

・井上佃煮店のチョココロッケとハリネズミドーナツ:揚げたて!チョコを揚げちゃう斬新さと、ハリネズミの外側のカリカリがGood。有名店なのにしっかり作られていておごりが見られないところもよかったです。

 

他の有名どころもいくつかいただきましたが、期待しすぎたのかちょっと残念なお味のものも。

 

一方、すごくおいしかったのは長女が選んだ「川魚のとよ」のあゆの塩焼き。いわゆる有名どころではないのですが、本人が「食べたい!」と感じて選んだ焼きたてが絶品でした。

 

私は「せっかく行くのだからベストな経験をしたい!」とHPなどで有名どころを探すことが多いです。外食でも一番人気のメニューを選びがち。頭で選んでしまうから、きてから「今の気分には重過ぎるメニューだ」と後悔することも。

子供たちはその時に自分が食べたいものを素直に選んでいるから、満足して食べています。

 

頭でっかちになりすぎず感性で食べたいものを選ぶのが食べ歩きではおすすめです。

子供とおでかけ:京都 ~たくさん鳥居を立てた人~

海外の人に大人気!伏見稲荷に行ってきました。赤い鳥居が連なる様相は圧巻。

 

鳥居は寄進により奉納されているため、片側に立てた人や会社の名前、もう片側に建立した日付が書かれています。

 

次女が「同じ人がたくさん立ててる!これもこれも・・・きちじつさん!」

ん?吉日さん?

 

吉日建之・・・それは良い日に立てたということ!

漢字は難しいですね。

子供とおでかけ:京都 ~瑠璃光院のおもてなしは素晴らしい!延暦寺の交通は残念~

紅葉の季節に訪ねるなら瑠璃光院を強くおススメします!美しいだけでなく合理的な運営が素晴らしかったです。

■費用:大人2000円、子供1000円。小学生は無料。

■場所:京都市内から叡山電鉄叡山本線で一本。八瀬比叡山口駅


1. 持ち帰れる美しさ

限られた期間だけの秋の特別拝観。光に透ける青もみじ、黒塗りの机に反射する赤・黄・緑、整えられた緑の庭。ずっと見ていたくなる絶景ばかりでした。もっともみじが紅くなったころ、また訪れたいです。

目にも美しいけど、一瞬を切り取れる写真に撮るとさらに美しい!大人も子供も喜んで携帯電話で写真を撮っていました。持ち帰り、シェアできる美しさが喜ばれる時代に、誰もが美しく撮れるフォトジェニックなアングルを示すのは戦略的だと感じました。

 

2. おもてなしと、待ったと感じさせない工夫

混むと聞いていたので開門の1時間前に到着したところ、すでに50人ほどの列。開門後、お坊さんが順番に写真を撮ってくれました!1時間ほどの待ち時間も吹き飛ぶ嬉しさだけでなく、入り口の混雑を防ぐ効果も。

ご朱印も「ご自由にどうぞ」的に並べられて、日付を自ら入れる形式。非常にリーズナブルな運営です。途中におかれていた温かいお茶もほっとしました。

 

3. 参加型のアクティビティ

ただ魅せるだけでなく、自分で写真を撮ったり、写経ができたり、お抹茶を楽しめたり。ボールペンも持ち帰れます。

2000円というちょっとお高めな拝観料も、大満足できる場所でした。

 

一方、ちょっと残念だったのがすぐ近くにある比叡山延暦寺

日本人なら誰もが知っている延暦寺。寺院としては素晴らしかったのですが、交通の便が悪すぎました。

帰りに京都駅まで一本で帰れるバスがあるのですが、駐車場への一本道がボトルネックとなり、予定時刻を30分以上過ぎての到着。

遅延しているバスがいつ着くかのアナウンスはなく、長蛇の列のどこまでが乗れるかもわからない不安感の元で待たされたのは、子供たちにとっても大変ストレスでした。

本格的な紅葉のシーズンは、もっと混むのではないかと思います。

 

訪問者のことを考えた工夫が感じられる場所は、また訪問したいと思わされますね。

子供とおでかけ:京都 ~子供でも女子!着物体験~

11月初めの三連休で京都に行ってきました。秋の京都は気持ちよかったです!

久しぶりの京都でおススメがたくさんありました。一つ目は着物体験。女子ならきっと大喜び。

■費用:約3000円。

■場所:京都各所。事前予約がベター。

 

「着物が着たい!」という次女の要望で着付を予約。使用したのはコチラ。

 

中学生の長女はスタンダード着物プラン、小学生の次女は子供着物プラン。

着物、帯、足袋、草履、かんざし、巾着までセットで、一人約3000円。着付けとヘアセットも込みなので手ぶらでOK。40分で手続きから着付けまで完了!混んでいる時期なのにとてもスムーズでした。

 

成功ポイントは、疲れすぎない程度にとどめたこと。

1.欲張らないこと

神社やお寺でたくさんの着物女性を見かけました。しかし京都の神社やお寺はアップダウンがあったり、人が多くて移動も思った以上に大変。最初は着物でのお寺訪問も考えましたが、1時間程の街歩きにしました。

 

2.人力車

町で見かけた人力車。乗りたいという強い要請を受けて、少しですが子供たちだけ乗らせてみました。普通のお寺参りとは違うアトラクションのようで、普段は接しないタイプの車夫さんとのお話もできて、素敵な写真も撮ってもらいご満悦でした。歩かずに移動できたのがポイントでした。

 

着物を着て歩くのは、慣れていない子供には大変。腹八分程度にとどめた着物体験は、記憶にも記録にも残ったようで、今回の旅行における子供たちの楽しかったこと第1位となりました。

【海外赴任】子供の反応。言葉は心配しなくても大丈夫だけど資格はお早目に。

 海外赴任について、夫とは事前にシミュレーションしていたけれど、子供に話したのは決まった後でした。

 

次女は保育園から小学校への切り替わりの時期だったため、「別にいいよ」とあっさり了解。

しかし、すでに小学校である程度の地盤ができていた長女は激怒!

「お母さんの仕事のために何で私が友達と離れなきゃいけないの!?」と

「仕事とワタシどっちが大事?」的に大変怒られました。

 

しかし怒っていても、親についていかざるを得ない。

 

では数年間の海外滞在がどうだったか。

子供たちは二人とも大変楽しく過ごして、「帰りたくない〜」と言い出すほど。

 

現地では月~金は地元の学校(英語のみ)、土は日本語補習校(日本語のみ)に入りました。

日本に未練がある中、英語ばかりの環境に慣れることができるか心配でしたが、すぐに馴染んでくれました。

 

私たちの場合、うまくいったポイントは3つ。

1. 日本での準備

赴任が決まってから週に1回の英会話に通わせました。

学んだ量は少なかったのですが、最初に自己紹介できたことは大きかったようです。名前を言えるだけでも大きな一歩。

かつ、周りの大人や子供から「すごいね、英語上手だね!」と褒めてもらえたことが大きなモチベーションになりました。

 

2. 学校選び

日本人が少なく、様々な国の生徒を受け入れている学校を選び、その学区の家を借りました。

日本人が多いと固まってしまい、英語が母国語の子たちとは交流しないまま、という話も聞きます。

一方、現地の子ばかりの学校ではお互いにどう接すればよいかわからず、会話のスピードにもついていけず溶け込めないということも。

幸い、移民が多く、海外から来た子を受け入れ慣れしている学校だったため、先生だけでなく生徒たちが積極的に話しかけてくれたのがありがたかったです。

 

3. 日本人との交流

とはいえ、英語ばかりでは馴染むのに時間がかかったと思います。

日本語補習校で日本人のお友達と話す時間もあったことがよい息抜きになりました。

 

一方、英検などの英語の資格を早めに計画を立てて取得させておくべきだったのが反省点です。その理由は3つ。

 

1. 中学受験に有利

長女は日本に戻るタイミングで中学受験。

海外からの帰国子女枠を考えた時、英検などの資格が必要となります。

1回で資格が取れるとは限らない。

試験慣れするにも少しずつ級を上げていくことにしましたが、英検のタイミングは数ヶ月に一度。二次試験は場所が限られるので毎回受けられるとも限りません。

また、資料提出の時期は受験前なので、逆算しての準備をしておくべきでした。

 

2. 文法の勉強

アメリカの大らかな学校では文法は気にせずまず書かせる方式だったため、複数形のsと三単元のsの区別もつかないという体たらく!

子供達は発音は素晴らしいものの、きちんと身につけるには日本式の資格の勉強も並行するとよかったです。

 

3. すぐ忘れる!

子供達の英語力は残念ながらあっという間に落ちていきます。

海外にいるうちにベストの状況を形で残すには計画的な対応をすべきでした。

 

英語力がついたことに加え、親切な方々に触れることで他の国の人に物怖じしなくなったのが何より良かった!

自分たちでも得難い経験だったと認識しているので、将来に活かしてくれたら嬉しいです。

 

家族のスケジュール共有。早い者勝ちルールとデジタル・アナログの両方で管理。

家族が増えると予定を共有するのがとても大変。

私と夫の仕事、家族旅行、学校行事、習い事、友達との約束、飲み会、、、。

うちのやり方をご紹介します。

1. 基本は早い者勝ち 

夫か私の対応が必要な場合、基本ルールは早い者勝ちです。

例えば飲み会が重複した場合、先に入れていた方が優先で、もう一方は子供のお世話があるのでキャンセルとなります。

学校行事やPTAに動かせない仕事が重複した場合、早めに宣告し、もう一方が対応します。

優先順位を言い出すと価値観がそれぞれなので、シンプルなルールが私達にはあっています。


2. LINEGoogleカレンダー

ところが、最近はお互い物忘れが激しく、言った言わないは水掛け論になってしまいます。

聞いてないと言われると言ったか自分でも確信が持てず。

そこでダブルブッキングを避けるために我が家が使っているのは、GoogleカレンダーとLINEです。

予定が入った時点でLINEで相手に情報共有。同時に、Googleカレンダーにも入れて共有。

これにより「どっちが先だったか」記録を参照して確認できます。


Googleカレンダーは子供達の携帯でも見れるようにして、休日に友達と約束をする時にはまず他の予定が入っていないか確認するように伝えています。

(なかなか習慣化しませんが!)


3. トイレのカレンダー

加えて、トイレの壁に紙のマンスリーカレンダーとペンを吊り下げて、ちょっとした時間に予定を書き込めるようにしています。


携帯のカレンダーを見ることは習慣化しない子供達ですが、トイレであれば1日に数回は必ず目に入るので大まかな予定を把握してくれるのに役立っています。


子供たちも自ら、予定を書き込んでくれるので「この日習い事お休みなんだ!」といった見逃していたイベントにも気付くことができます。


さらに!自由に書き込めるので、夫がいたずら書きをしたのに子供がコメントを書き足すような、交換日記のような役割も。

見ていてもほっこりします。


忙しい毎日。争いなく心地よい毎日を送るために、

デジタルとアナログの両方が助けてくれます。

ムアツ布団に、数十年の時を経て母の愛を感じる。

ここしばらく、朝起きると肩や腰が痛くて夜中も起きがちでした。

適当な布団を使っていたせいではないか?と思い立ち、いくつか有名どころを試し寝してみました。

(西川布団のショールームで眠りのプロに相談できるようですので、いつか試してみたいと思います。今回は複数のメーカの布団を試してみたかったので、デパートの寝具売り場に行きました。)

 

スポーツマンが多く推奨しているAIRは、筋肉質な人向きなのか私には固すぎ。

腰の部分が浮いてしまっていた私に合っていたのは、

体にぴったりフィットして包み込むように支えてくれるテンピュールと、

ポコポコした山型のたくさんの点で圧力を分散してくれるムアツ布団。

悩んだあげく、ムアツ布団を選びました。ここ数日間快適すぎて、朝お布団から出たくなくて困ってしまいます。

 

二つで悩んでいたとき決め手となったのは、ムアツ布団の「柄のダサさ」でした。

ウェブページの写真をみていると・・・なんだか見覚えがある!大学に進学して一人暮らしを始めるとき、母が持たせてくれたのがムアツ布団でした。

その時はまだ若く、横になればすぐ寝れたのでありがたみを感じていなかったのですが、母はよい布団を新しく買って持たせてくれたのだと、数十年経って知ることができ、改めて親の愛を感じました。お母さん、ありがとう。

 

子供たちにはなるべく心地よくいてほしいし、いい経験をしてほしいと思うのが親心。

全然実感してくれてないなあ、とがっくりすることもあるけれど、時を経てから伝わることもあるのかもしれません。

 

テレワークはゴールデンタイム。シングルタスクで重要案件を。

数年日本を離れているだけで、職場環境が大きく変わりました。とても快適な方に。

 

セキュリティ向上で共有サーバや社内システムへの外部からのアクセスが可能になり、

Skype for businessがすべての個人端末に導入され、

Outlookで同僚の予定や会議室を予約できるようになったことで

テレワークへのハードルが大幅に下がりました。IT万歳!

 

数年前までは、テレワークはあくまで試行。環境も整っていないから上司を(上司が?)捕まえにくいせいか、係長もテレワークを実施する部署でないと平社員はテレワークできないという不思議なルールがありました。

 

帰国後は月に数回、テレワークを行っています。

通勤時間分が使える、子供が帰ってくる時にお帰りといえる、といったメリットに加え、特筆すべきはシングルタスクが可能とする「集中力」。

 

昔はテレビを見ながら宿題ができる、ワーママの醍醐味はマルチタスク、なんて同時にいくつものことができることを自慢しておりましたが、実は効率が悪かった。

会社に行けば、話しかけられたり、会議の時間になったり、電話がかかってきたりと、まとまった数時間で一つの仕事に取り組むことはできません。

たとえ自分が話しかけられていなくても、目や耳に入ってくる情報で頭がごちゃごちゃとしてしまう感覚があります。

 

しかし、テレワークの日は自分が組んだ通りに時間を使えます。

場合によっては電話に出なかったり、食事の時間をずらすことも可能です。

 

仕事は「緊急度」x「重要度」の2軸で整理しろ、とよく言われます。

優先すべきなのは「重要度」なのに、どうしても「緊急度」を優先してしまう。

「重要度が高い」けれど「緊急度が低い」案件はつい後回しになってしまい、気づいたら数週間・・・ということも。

この「重要」で「緊急でない」仕事をシングルタスクで実施するのに、テレワークは最適だと実感しています。

ここしばらく、出張や大きな会合でテレワークができず、放置案件がチラホラ。今週はしっかりテレワークの日を確保したいと思います。

 

テレワーク制度があるけど取りにくい方には「曜日を決める」ことをおすすめします。「あの人は水曜日はいつもいないよね」と認識してもらったらしめたもの。

私もテレワークの曜日に出社していると「あれ?今日はどうしたんですか?」と言われるようになりました。

「申し訳ありません」の違和感。当たり前が違うだけ。

海外赴任から帰国して1か月、電子レンジでエラーが発生しました。

電子レンジは海外に行く前から使っていたもの。そろそろ寿命でも納得です。

夕飯はヨシケイの時短メニューが多い我が家では、電子レンジの故障は命とりなので、急いでサービスセンターに電話しました。


 

「電子レンジでこのような表示がでたのですが、、購入して5年くらいで、、、」と伝えると、サービスセンターの方から本当に申し訳なさそうな口調で

「それはご迷惑をおかけしてしまいたいっへん申し訳ありませんでした。」との回答。

むむむ、なんだかむず痒い。

 

買って1週間で壊れたら確かに「ご迷惑」だけど、5年もたてば壊れて当然。

サービスセンターの方の責任ではないから謝る必要ないのになあ、、、と。

この違和感、少し前まで赴任していたアメリカでの対応との違いで感じたものです。

 

アメリカでは、サービスセンターの人たちは顧客からの問い合わせに決められた範囲で対応する。決して「ごめんなさい」とは言わない。自分の責任ではないから。

自分の裁量で対応できない場合は上司に電話を回すし、顧客側も担当者で対応できないと感じたら上司に回してもらいます。権限のない担当者ではできることが限られるので、それ以上の対応が望めないためです。

 

赴任当初は、サービスセンターの融通の利かなさに何度もイライラしたものですが数年いる間に「それが当たり前」という感覚が自分の中にしみついていたようです。

日本のサービスは極上で世界に誇れるもの。責任や裁量にとらわれず最大限できることを探してくれる人がたくさんいます。私自身も「申し訳ありません」と言われて不便さに対する留飲が下がった部分もあります。

ただ、素晴らしいレベルのサービスが得られなければ、人はそれに慣れます。そうじゃない国はサービスが悪いのではなく、それが当たり前なだけ。

 

数か月したら日本のサービスが当たり前になってしまうと思うけど、いい・悪いではなく、国と国では「当たり前が違うだけ」という感覚は覚えておきたいです。

【海外赴任】夫が主夫に。「自分のため」という意思決定。

 「子供がいても海外駐在のチャンスをつかめた理由 」では準備が完全に整っていたかのようですが、もちろん、最初に赴任の話が来た時には頭が真っ白になりました。

 


打診いただいたとき、夫は単身赴任中。子供をどうするかが最大の課題です。

「子供を国内留学させるか」、「現地でベビーシッターを雇うか」、「親に海外へついてきてもららうか」など、いろんなオプションが頭に巡りましたが、どれも子供に大きな負担を強いることになる。

悩んだ結果、以前にシミュレーションした通り、夫が会社を長期休んで主夫として来てくれることとなりました。

 

うちの場合、うまくいった要因は二点。

1.夫の性格

夫がついてきてくれることを周囲に伝えた時、「いいだんなさんだ!」という反応が多かったのですが、「仕事を長期に休むなんて俺は絶対無理」という率直なご意見も一部の男性からいただきました。

私でも育休を取るときは不安でした。男女平等が謳われてきたとはいえ、まだまだ男性への風当たりは女性よりも強いはず。

夫の場合、「人生は一度だから、長期的にみたらこの数年は休んでもいい経験ができそう」と、迷うことなく休みを決めてくれました。

はっきりした人生の優先順位付けや、周囲を気にしない性格は、私には足りないものであり、見習いたいものでもあります。

 

2.やりたいことがあった(大学)

そんな夫でも、これまでと生活が一変し、周りに同じ境遇の人もいなかったことから、振り返って「主夫業だけではきつかっただろう」と言っています。

近くの大学に入学しMBAを取得したことが、地元との交流の機会や日々のやりがいになりました。かつ帰国後の仕事にも役立っているそうです。

 

パートナーの海外赴任により、仕事を辞める/長期休むか、という悩みは共働きの場合は必ず生じます。

「相手のため」というだけではなく、「自分のためにもプラスである」と納得できる決断が、長期的に互いにとって必要です。

 

これから夫の海外赴任に私が付いていく可能性もあります。

その場合は「相手のために」、「前にしてもらったから」ではなく、「自分がこういうことができるから」と意思決定したいものです。